どーも、
【るぱん】でマスターをしている『そら』です。
趣味はしゃぼん玉とボードゲーム。
※本記事は表題の通り、読むに足らない雑記です。多くの方にとってはいつも以上に読む価値のないものですので、今すぐ読むのをやめてアマプラで「サマータイムレンダ」を観ましょう。
〜カフェをしている人にとって参考になる記事を書きたかったのですが、書き終わると「俺を推せ!」みたいな話にすり替わってました。自分でもびっくり。〜
さて、ここからは本題です。
私はだらだら3年間店をやってきましたが、3年以内に閉店する飲食店の割合は「居酒屋・ダイニングバー」は47.47%であるのに対し、「カフェ」は61.61%と約15%もの開きがあることをご存知でしょうか。(ちなみに1年以内に約3割のカフェが閉店)
参考:『出店したい業態No.1は?』飲食店の出店したい業態ランキングと出店予算の動向を飲食店.COMが発表 https://www.synchro-food.co.jp/news/press/1325
まぁ約4割は生き残る訳ですし、お客様への感謝こそすれ「3年続けたぞすごいだろ俺」なんてことは98%くらいしか思ってません。誰か褒めて。
一番多い閉店理由はもちろん売上不振です。
とはいえ、実際【るぱん】も店の売上だけならとっくに首を吊って今頃は地獄で鬼と鬼ごっこをして遊んでることでしょう。
なんでまだ地獄に堕ちていないか*については後で説明します。
では最初の話に戻りますが、1年以内閉店率が最も低いのはフランス料理で12.8%、そして寿司屋や和食料理屋の約3割は11年以上生き残るそうです。
これは高い技量の習得という参入障壁を考えれば容易に想像できます。近隣に競合店が出来にくいことや、技術量を価格に乗せることができるので粗利が高くなること、業種的に懐に余裕のあるお客様が集まりやすいことなどでしょうか。
そもそもノリで店を始める某バナナジュース専門店とは本気度が違うでしょう。
しかし“軽いノリで店を始める率”の高さならカフェ、バー、居酒屋は同じくらいだと思っています。
にも関わらず、3年以内 閉店率に15%も差が生まれるのは極論“アルコールの有無”だと思います。
私はカルアミルク以外の酒が飲めないのであまり居酒屋やバーには行かないのですが、たまに他人の金で行くと会計の高さに驚きます。(まぁ払わんから気にしないけど)
焼き鳥屋さんなど、一人でお腹いっぱい食べようと思ったら3000円くらいします。3000円あればフランス料理食えますよね?(食ったことないから知らんけど)
酒を呑まずにこの請求が来ると「二度と行くか」となるのですが、アルコールが入っていると忘れるのか何なのか気分良くなった人達はバンバン金を使います。
酔っ払う→楽しい→また行こう
の流れが出来ているので、多くの方は不満どころかすごく満足している様子です。
つまり、アルコールが入ってないと頭が冴えてるのでちょっとしたことも気になるのですが、酔っ払うと大体のことはどうでも良くなるのです。
ここがカフェと居酒屋・バーの大きな差です。
昼に友達とお茶をしにカフェに行って隣のテーブルの人の声が少しでもうるさかったら気になるでしょうが、夜に同僚と居酒屋で酒を飲みながら上司の愚痴でもこぼしてる時は周りの声なんて気にならないはずです。
これはカフェと居酒屋に求めることの違いでもあるので、それに対して不満がある訳でもありません。
『酒を出した方が利益が出る』・・・こんな事は勘のいい小学生なら分かることです。私も30過ぎたくらいで気付きました。
それでも夜間営業にして大々的に酒を扱わない(カルアミルクはある)のは、酔っ払いの相手が嫌だからです。
居酒屋・バーの利益が大きいとはいえ、そうした面倒なお客様の相手をしなければならないのも事実でしょう。サービス料と捉えることもできます。
【るぱん】にもこれまで3回ほど「女の子の店じゃないのかぁ」と言って出て行った酔っ払いがいましたが、漏れなく殺意が湧きました🥰
それでもオープン当初はまだ店のやる気もあったので、夜も営業して酒を出すべきか考えて実際に数ヶ月やってみました。
結局、別事業が忙しくなって辞めましたが、多分あのまま続けていても結果はイマイチだったと思います。
労多くして功少なし ー起業はそうしたことの連続です。利益だけを考えれば飲食店の経営そのものもそうだと言えます。
しかしお金以外にも得たものはあります。
店をしていなければ出会わなかった人々(お客様だけでなく取引先パートナーやデリバリーの人達)、そして実店舗を営むことで周囲からの評価も変わり自分にもさらに自信がつきました。
(まぁ人間関係の方はあんまり興味ないです。無理やり美談っぽくしました。)
頭の中にはやりたい事が108個はありますし、天才がこんな所で留まっているべきでないと自分が一番思います。
これから更に新たな挑戦をしていくに当たって店の方針は変わるかも知れません。
一見さんお断りになるかも知れないし、価格帯が高くなるかも知れないし、予約のみの店になるかも知れないし、そもそも営業を辞めて別事業に全振りすることも考えてたりします。
一つだけ確かなのは、今が1番手頃に【るぱん】と私を推せるということ。推しは推せるうちに推しとけ。
俺は絶対に成功する!!!
ありがとう愛してる😘
※冒頭の「なんでまだ地獄に堕ちてないか」ですが、ライブ配信事業が順調だからです。そのうちスタッフ募集するかも。
PS.
店自体は経営破綻してますが、初期費用は回収済みですし、だらだら続けることは可能です。
暇つぶしくらいの情熱を持って全力で取り組んでいる【るぱん】ですが、きっと私以上に愛と情熱を傾けていたのに金銭的事情から泣く泣く閉店を迫られる店舗もあると思います。
結論、別の収入源があれば救える話なので、近いうちに私のもう一つ(メイン)の収入源となっているビジネスについてまとめたものを出そうと思います。よろしく哀愁。
PPS.
誰も読まないだろうと思って書いたけど、ここまで読む変態がいたらきっとあなたは自分で気付いてないだけで俺のことが好きなので俺の秘書として毎朝モーニングコールして下さい。もうそれは恋なので。
起きれねんだなぁ。 そらを